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シルバーについて

カテゴリー: シルバーについて

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銀は金・プラチナなどよりも光の反射率は高く、金属中で最高である。 そのため、プラチナなどのやや黒っぽい光り方にたいして、白く光るように見えます。 可視光線に対する反射率は90%、赤外線は98%を反射します。
磨けば鏡の様に光るので変色しやすい特徴もあるが、古来より珍重されて来た貴金属です。

銀は金、プラチナを含めた3種のなかで、最も柔らかいため傷が付きやすく、正しい手入れ方法が必要です。 しかし、仮に200年前のアンティークシルバーでも、良い銀磨き製品を使い正しいお手入れをすれば、 いつでも作った時そのままの状態に戻すことが可能なのが銀製品の特徴です。

銀は金やプラチナと違い、原子的に安定していません。すぐに化学変化を起こしてしまい変色します。
日ごろのお手入れが必要だということを認識しておきましょう。
銀が酸化するといいますが、実際には銀は高い温度に加熱しなければ、通常の状態では酸化しません。 銀の変色のほとんどは硫化ですが、塩化反応もまれに起こります。

<硫化反応による変色>
銀は空気中の硫化ガス(硫黄ガス)と化学反応(硫化反応)し、表面に硫化銀の皮膜を作り変色してしまいます。
硫化銀の皮膜の厚さによって、薄いときは黄色、次に茶褐色に変わり、更に皮膜が厚くなると黒色になります。 硫黄分の高い温泉に銀を浸けた場合には急激に硫化反応が起こり、紫色に変色します。
市販の入浴剤で硫酸ナトリウムや硫酸塩などの硫黄分が入っている場合も同じように変色します。
他には特殊なところで卵や、玉ねぎといった食品の影響で変色を起こすこともあります。

【硫化反応を引き起こす身近なものの例】

・パーマ液
成分に硫黄化合物やアンモニアが含まれており、銀に付くと硫化反応を おこし黒く変色します。

・化粧品
含まれている界面活性剤に硫黄分があり、変色の原因になります。
化粧品には、水分と油分が同時に含まれていますが、この水分と油分を分離させず乳化させることが必要なため、 界面活性剤が含まれています。
ヘアーシャンプー、台所洗剤の主成分として界面活性剤が含まれていますので、 これも銀の変色の原因になります。

・ゴム製品
輪ゴム等のゴム製品(合成ゴムも含む)は、ゴムの伸縮性を良くするために添加されている硫黄化合物と空気中の水分が反応して、 硫化ガスに変わり銀を変色します。

・ゴム系接着剤
ケース、宝石箱の中にはゴム系の接着剤を使用しているものもあり、ゴム系接着剤から硫化ガスが常時発生し銀が変色します。

<塩化反応による変色>
銀は塩素と化学反応(塩化反応)し、表面に塩化銀の皮膜を作り茶色に変色します。
塩化銀皮膜は茶色の変色から次第に黒い変色へ変化していきます。
塩化銀皮膜は硬く安定した物質でシルバークリーナーでは取れません。
研磨剤で磨くかシルバークロス(研磨布)で塩化銀皮膜をとるしかありません。

【塩化反応を引き起こす身近なものの例】

家庭用の漂白剤に注意が必要です。
家庭用の漂白剤のほとんどは塩素系で、塩素が銀と反応して塩化銀の硬い被膜をつくり、紫外線にあたると被膜が黒く変化します。
この被膜は、シルバークリーナーなどでは簡単に落とすことが出来ないので注意が必要です。
 
シルバーは、キズもつき易く、「めんどくさい物」と思われがちですが、逆にそれは使い込むほどに「味」が出るということでもあり、シルバー独特の雰囲気が出てきます。
そうして自分なりの味を出していくのもシルバーの楽しみ方のひとつです。
なのであまり神経質になる必要はないと思うのですが、全く手入れをしないとどうしても変色等で汚く見えてきます(特に質の悪いシルバーだとすぐ黒ずんできます)

銀の変色防止に関しての誤った知識として、シルバーのアクセサリーの変色を気にして、たまにしか身に着けない方も多いようですが、 なぜか、これは逆で使用せずにほったらかしにすることで、 いつのまにか硫化してしまっている場合が多いようです。
酸化する(サビ)とは違います。したがって、サビてボロボロになるようなことはありません。
たとえて表現するなら、鏡やガラスが汚れて黒ずむそういう感じですね。


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